略語とは

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略語とはなにか

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略語(りゃくご)とは、ある語の一部を何らかの方法で省略または簡略した形で、なお元の意味を保っているもの。
広義では、頭字語をも指す。
類似する概念に、省略語(しょうりゃくご)、短縮語(たんしゅくご)がある。地名・人名・団体名その他の固有名詞の正式名称について略したものは、略称(りゃくしょう)という。

略語が作られる主な理由は、発話や筆記、あるいは機械を使った音声や文字の入力、そして通信および印刷などを行う際に、語形の長さからくる煩わしさを回避するためである。他に、仲間以外に知られないようにするために作られる隠語的な略語もある。


略語には、言葉の前部分を省略したものや、中ほどを省いて言葉を繋げて短くしたもの、
後ろ部分を省略したもの、他にも、頭字語という、長い英語の組織名などの単語の頭文字だけを繋いだものなど、
多様なものが存在します。

このサイトでは、そうした略語の数々や、せっかくですので、現代ならではの、
若者達が近年生み出したような、特殊な略語なども一緒にご紹介していきます。


参考

一応頭字語の定義も。

頭字語(とうじご、英: acronym, 英: initialism)とは、主にヨーロッパ言語のアルファベットにおける略語の一種で、複数の単語から構成された合成語の頭文字を繋げて作られた語のこと。

その読み方によって次の2種類に分類されることもある(括弧内のカタカナは日本語的な発音例)。

・イニシャリズム(initialism)
頭文字を一字ずつアルファベットの名のままで読むもの。例: FBI(エフ・ビー・アイ)、OECD(オー・イー・シー・ディー)、WHO(ダブリュー・エイチ・オー)など。

・アクロニム(acronym)
連なったアルファベットを通常の単語と同じように発音して読むもの。例: AIDS(エイズ)、OPEC(オペック)、NATO(ナトー)など。

頭字語のなかには読み方が混同している例があり、例えばサービス指向アーキテクチャの頭字語である「SOA」は「エス・オー・エー」とも「ソーア」とも読まれており、イニシャリズムとアクロニムのどちらともいえる。また、シリアルATAを略して「SATA」と表記した場合に、日本語話者は「サタ」と読むことが多いが英語話者は主に「セイタ」と読むように、母語により読み方が変わる例もみられる。「できるだけ早く」の意味の「ASAP」の場合、「アサップ」とも「エイエスエイピー」とも読める。